2月3月は人事異動の時期ですね。
ここ最近はネットで人事異動の記事が
多く目につきます。
マニュアルや体制が整っているところは
1週間ぐらいで異動するところもあるようです。
中小企業では業種、職種にもよりますが、
ある程度時間をかけて引継ぎを行い
お客様や引継ぎ者に影響を与えないような
対応をします。
人事異動には、社員の育成や適材適所への配置転換など、
企業経営を活性化させるためのいくつかの目的があります。
製造業では、
経験を積ませるためにまずは現場で仕事の流れを把握し、
その後営業や企画などの部署に配属されることがあります。
現場を知ることで営業や企画に活かすという意図があります。
また数年後、キャリアアップ(育成)のために部署異動が
行われます。
適材適所という観点で言うと、
今まで全く営業の経験がなかった事務の人が
営業をしてみた結果、トップセールスとなり、
しまいには会社を作りトップになったという話を
私の周りでもいくつか知っています。
また企画部で頭角を現した社員の感性を買い、
現場のトップにおいたところ生産性が著しく向上した
という話もあります。
キャリアを目指すのであれば
色々な部署を経験することで視野が広がり、
それまでの経験値から適切な判断ができます。
一方、違う観点ですが不正や癒着の防止という観点から
定期的に異動や組織体制を変更する場合もあります。
長くその部署にいたり担当を持っていると
間違いを犯してしまうこともあるため、
それらを防止するために異動や体制変更を行います。
最近は、異動自体がどうなんだという声もあり、
一つの部署や仕事をずっと経験する人も増えてきていますが
個人的には異動は人としての幅を広げるために「あり」と
考えています。
人事異動や組織変更。年度変わりということもあり
体制を大きく変える会社も多くありますが、
弊社も体制変更や引継ぎを行い、社内体制を強化しながら
お客様の成長発展に寄与していきます。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社