産業能率大学が発表した
新入社員の会社生活調査で
人事制度に関する質問結果が
発表されています。
過去17年ほどの人事制度に
関する質問ですが、
年功序列と成果主義で、
どちらを望むかの二者択一では
・「成果主義」が61.1%、
・「年功序列」が38.9%
となっています。
「成果主義」が6割を超えたのは、
2012年度以来10年ぶりということです。
これは何を意味するのでしょうか。
2009年、2010年はリーマンショックで
将来への不安から年功序列に期待を持った
新入社員が多かったと予想されますが、
ここ数年は成果主義に関する期待が
大きい傾向となっています。
コロナ禍の状況でも成果主義への期待が
高いということは、長く働いて認めて欲しい
というよりは仕事への成果、貢献度、成長度
に対して認めてもらいたいという欲求が高い
ことが読み取れます。
なんとなくの人事制度ではなく
明確な人事制度がこれからの社員にとっても
有効な手段となります。
また人事制度は一度作ったとしても
時代の変化に合わせて変わっていくものでも
あります。
当社も時代の変化に合わせ社内体制を
見直し、人事制度のバージョンアップを
していきます。
働きやすい職場づくりにするために。
人事制度の導入や見直しは
ぜひご相談ください。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社