緊急事態宣言解除後の翌月末まで特例が延長されている
雇用調整助成金の特例措置ですが、経営難の企業と感染拡大地域の
外食業などを対象に雇用調整助成金の特例水準を6月末まで維持する
方向で最終調整に入ったようです。
具体的には、「直近3カ月の売上高などの指標が30%以上減少」などを
基準にし、緊急事態宣言対象地域や「まん延防止等重点措置」の
対象地域の外食店なども現行の制度を6月末まで続ける見込み。
その他の企業は5月以降の上限額を13,500円/日に、助成率は最大90%。
(現行上限額15,000円/日 助成率100%※解雇なしの場合)
外出等が自由にできるようになれば、厳しいとされる業種の売上も
回復してくるんでしょうが、地域ごとに警報が続いていると周りの目が
気になるのも事実。早く雇用調整助成金に頼らない状態になりたい
ものです。
助成金制度はどんどん変わっていくので情報収集が必至ですが、
ハンコレス(事業主等の押印又は署名を不要)の動きは非常にいいですね。
ITリテラシーの問題はお互いにありますが、業務効率化は進んでいます。
最近の契約はクラウドサインが増えているので、
当社も改めてハンコレス化を検討しないといけないなあ。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社