先日は、人事評価制度の評価者会議に出席させて頂きました。
人事評価制度の目的は給与の査定ではなく、社員の成長の場です。
どうすれば成長するのか、何が今の課題なのかを部下に伝え、
成長を促すことが上司の役目です。
初めての評価では、よく言われる中心化傾向が現れます。
5段階評価のうち普通を意味する「3」の評価です。
もちろん「3」の評価がダメなわけではなく、「3」にした理由が
大事なのです。
嫌われたくない、だいたい「3」ぐらいだろうという意識で評価する上司もいます。
「4」になるためには何が必要なのか、どうすれば「4」にステップアップできるのかを
上司と本人で話し合う。これがいわゆる人材育成の場。
OFFJT、OJT教育の方法はいくつかありますが、面談という教育の場で
成長する部下もいます。フィードバックを待っている部下もいます。
人事評価制度を活かすためには活かすための方法が必要なのです。
それは一朝一夕で出来上がるものではありません。会社の歴史とともに積み上がっていくものです。
人事評価制度の仕組みは会社の成長を促すものとなります。
初めての人事評価制度作成は何をしたらよいか不明なところもあると思います。
6月。人事評価制度の商品をリリースします。
ご興味がありましたら、ぜひご相談ください。
売り込むことは決していたしません。
福井の社会保険労務士
中小ベンチャー企業を経営人事労務の視点で元気にする
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社