内閣府が実施した「賃上げ」に関する
政策案コンテストで
「残業は業務委託」としたアイディアが
優勝したことで一部から批判が上がって
います。
定時まで仕事をし、時間外労働に対しては
個人事業主としての業務委託契約に切り替え、
社会保険料や時間外労働など割増賃金の負担を
減らす方法が評価された形ですが、
労働者と個人事業主(フリーランス)の
線引きや法の趣旨に反するものなので
アイディアとしてはありますが、
評価、容認するものであれば、
違和感を感じます。
全国社会保険労務士会連合会も
声明を出していますね。
社会保険料の負担や時間外労働をどうするかは
確かに頭の痛い問題ですが、
誤解を招くことのない配慮は必要で、
おかしな方向に行くことだけは
避けなければいけません。
人を大切にする企業、大切にする社会の実現へ。
生産性をどう上げていくか
ここに力を入れる。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社