日本マンパワーが発表した役職がついていない
20~50代の正社員に聞いた管理職になりたいか?
という質問。
近年、管理職に「なりたくない」という会社員は多いですが、
データで表すと83%の人が回答しています。
(画像は日経新聞より)
マンパワーの発表によると
「管理職になりたい」と回答した人の理由には
1位「報酬が増える」(88.2%)
2位「自分が成長できる」(66.2%)が上位を占めています。
また続いて
3位「会社から評価されていると思える」(25.0%)
4位「大きな仕事にチャレンジできる」(23.5%)
5位「より大きな影響力を周囲に与えることができる」(20.6%)
報酬という面と責任ある立場で自己成長したいという想いが
ありますね。
一方、「管理職になりたくない」と回答した人の理由には
1位「責任の重い仕事をしたくない」(51.2%)
2位「報酬面でのメリットが少ない」(40.4%)
3位「業務負荷が高い」(40.4%)
が続きます。
報酬と責任の重さは連動しますので、責任の重さ=やりがいにつながれば
この考え方も多少変わってくると思います。
働き方が変わってきたということもありますが、
組織で考えた場合、管理職になりたくないという人が
多くなりすぎると組織が機能しないのも事実。
魅力ある管理職にするための
明確なキャリアパスの可視化、定期的なリーダー研修、
管理職候補生へのアプローチが大事です。
先日、ブログでも取り上げた立候補制を導入する企業があるのも
こういった面があるのかもしれません。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社