昨日は、ネットが騒いでおりましたね。
県知事のセクハラ調査や退職代行会社への
家宅捜索など気になるニュースが出ていました。
セクハラ調査については、
まだ何も明らかにされていないので
言うことはありませんが、
退職代行会社の件については、
最近の退職理由はどのような案件が
多いのかなどを調べるためにSNSでも
情報収集していたので、びっくりな
内容でした。
東京弁護士会は、
退職代行サービスと弁護士法違反について
注意喚起文を出していました。
退職に伴う有給休暇の消化や未払い残業代の
請求などは本来、法律行為であり、
弁護士以外の者が会社と交渉することは
禁じられています。
私たちの業務でもお客様から退職に関する
相談は多いものですが、
法律上の解釈について説明することに
注力し、リスクや進め方の助言を行い、
最終的には会社と労働者で交渉し
退職に関する合意を得て頂いています。
退職する際には法律もそうですが、
感情も影響するため、一筋縄では
いかない部分もあります。
そうならないように日ごろから
法律の理解を進め、就業規則での
ルールの説明、また労働者との関係性を
良好にしておくことが大事です。
働く側の立場、働いてもらう側の立場
お互いの言い分がありますが、
「労働契約とはどういうものか」
というスタートから始めると
案外スムーズに進みそうです。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社








