政府が先日、経済財政白書を
発行しました。
この中で、日本経済の6重苦が紹介
されています。
以下、引用。
リーマンショックと東日本大震災の
2度の危機とともに、
企業は
1円高、
2経済連携協定の遅れ、
3高い法人税率、
4労働市場の硬直性、
5過剰な環境規制、
6電力不足・電力コスト高の
いわゆる「6重苦」に直面している。
このうち、1円高は解消。
もっとも、企業は円安局面でも
輸出品の現地通貨価格を維持し、
利幅を得る 価格行動に変化しているほか、
海外直接投資の増加等により円高でも
海外で稼ぐ力を高めるなど、為替変動に
対して以前よりもレジリエントに。
2~3については概ね解消したが、
4は女性・高齢者の雇用促進がなされているが、
労働市場の硬直性は依然残る。
5は国際的な合意枠組みに沿った全世界共通の
課題となり、 エネルギー効率改善に向けた
イノベーションの促進は、我が国企業の
競争力向上にも繋がる新たな成長の源泉に。
6はカーボンニュートラル達成に向けてより
重要に。
加えて、感染症下でデジタル化の遅れが
新たな課題に。
労働市場の変化には、生産性向上とDX化が
もはや欠かせないですが、当社も試行錯誤
しながら取り組んでいます。