福井市も桜が満開ですね。
天気が良いと、桜も映えますが、
花粉もたくさん飛ぶので、
目がかゆいです。。。
さて、株式会社マイナビが
「企業の雇用施策に関するレポート2025」
を発表しました。
2024年に特に力を入れた施策や
2025年に力を入れる施策などについて
記載されています。
トピックスは次の通り。
【TOPICS】
◆2024年に企業が特に力を入れた従業員向け施策は
「人事考課・評価制度の見直し」が最多
◆2025年は7割以上が新規採用者の賃金を上げる予定。
小規模企業において「上げる予定」が前年から上昇
◆2025年に従業員研修費を上げる予定の企業は64.5%。
「データ分析・統計解析」「情報セキュリティ」
分野のニーズが高い
◆法改正にむけて進むシニア雇用環境の整備。
シニア人材への期待は「技術や知識の継承」、
課題は「健康管理への対応」
現在実施している、力を入れたい施策について
・人事考課・評価制度の見直し
・有給取得率の向上
が上がっていますね。
人事考課・評価制度に関しては、当社も
コンサルティングの一環としてご支援
させていただいておりますが、
時代に合わせて評価制度は見直しする
必要があると感じており、一度作って
終わりではなく、定期的な見直しの中で
実態に合わせた変更が必要です。
時代の変化や会社の成長と共に
見直しする部分が出てくる一方、
不変的な内容ももちろんあります。
適正な評価をするためには、
定期的な見直しと同時に
制度作りだけではなく、
運用の定着化が欠かせません。
また有給取得率の向上についても
力を入れている会社が多いと
調査結果でも明らかにされています。
先日の「賃上げセミナー」でも
お話ししましたが、賃上げがなかなか
厳しい状況であれば、有給休暇の
取得率を上げるという方法も
あります。
ただ、
法律上5日の義務化はありますが、
プラスαとして「有給を取得してください」
ではなく、有給が取得できる体制を
どう作るかを考えないと一向に
改善されません。
属人化の脱却、システムへの移行、
多能工化などありますが、
トップと同様、リーダーや現場で働く
社員がこの辺りは知恵を絞り実現
したいですね。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社