先日から新たな人事評価制度を入れるために
お客様と打ち合わせを行っています。
人事評価制度の導入には、
今まで社長の頭の中にあった人事の考え方を
可視化することから始まりますが、
一番最初に確認することは、
ミッション、ビジョン、バリューと組織図の明文化です。
ミッションとは、「使命」「目的」というとわかりやすいと思います。
会社の存在理由などを表すもので、ピータードラッカーは、
組織が始めに行うべき仕事として
「リーダーが組織のミッションを考え、定義すること」
と語っています。
ワンピースで言うと
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れる」
「ワクワクする冒険をする」
でしょうか。
ビジョンとは、ミッションを実現させた将来像。実現したい姿、
達成したい目標を指します。
ビジョンが明確になるとそれに向かってメンバーが進みやすく
なります。船の行き先を決めるようなものです。
ワンピースでは
「海賊王に俺はなる」
「世界一の剣豪になる」
「オードブル―を見つける」
です。
バリューとは、「価値」「価値基準」のことです。
組織として大事にしていること、行動指針などこの部分に
含まれます。
組織のメンバーがビジョンを共有し、ミッションを実現していくために、
「自社の価値基準」が重要なのです。
これが顧客にも社内にも浸透することで
顧客には企業の考え方が伝わりますし、社内には迷った時の
判断基準。リクルートでも同じ思いを持った人が集まりやすくなります。
そして組織図。現在の組織図と3年後の組織図を描くことで今後必要な
人材や制度を確認することが出来ます。
明るい未来を実現するためにミッション、ビジョン、バリュー、
組織図を作る。まずはここから始まります。
(途中ワンピースの話が入ったので、わかりにくくなったかもしれません(笑))
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
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