保険証発行停止?マイナンバーカードへ
マイナンバーカードに健康保険証の機能を加えて一体化する動きが
加速しています。マイナポイントの付与などマイナンバーカードの普及を政府主体で
進めていますが、まだまだ広がっていないのも事実。
全国での普及率は2020年7月1日時点で17.5%。福井県はワースト2位だそうです。10%程度
(おいおい、福井県・・・w)まあ、利便性をまだまだ感じていないんでしょうね。
現行のスケジュールでは、2021年3月(来年3月)からマイナンバーと保険証をひも付け、
医療機関や薬局がカードで患者の本人確認をする計画です。
しかし、その後も協会けんぽから保険証の発行が行われていたらマイナンバーカードへの
移行が進まないですよね。
マイナンバー制度の所管は総務省。健康保険証の所管は厚生労働省。
これらの所管をデジタル庁へと移すことが予想されますが果たして
どこまで上手くいくのか。。。
個人的には、カードが増えると財布やカードケースがパンパンとなるので
ある程度一元化したいという思いはありますが、それにはセキュリティ上や
システム上でクリアしなければならないものがいくつかありそうです。
仕事上では、保険証の発行や扶養手続きに影響は出てきますが、
デジタル化は避けられないと思います。
我々も時代の流れに対応していきます。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社