ジョブ型雇用が大手企業を中心に本格化しているようです。
日経新聞に賞与の差2倍という記事が載っていました。
年功序列ではなく、成果で報酬を決めていくジョブ型雇用制度。
業界・業種によっては合う部分と合わない部分がありますが、
1時間で100個の製品を作り、ミスがゼロの人。
1時間で100個の製品を作り、ミスが10の人。
1時間で120個の製品を作り、ミスがゼロの人。
1時間で120個の製品を作り、ミスが10の人。
1時間で80個の製品を作り、ミスがゼロの人。
1時間で80個の製品を作り、ミスが10の人。
同じ仕事をしているのであれば同じくらいの成果を求める。
その中に差を設ける。これは当然と言えば当然で
正当な評価をする必要があります。
一般的には相対評価をして判断することが多いですが
会社や上司が期待する成果を明確にし、そのための行動を促す
という絶対評価の考え方も必要です。
そうしないと、全体的なレベルが下がる可能性もあるからです。
よく若手の頑張りを評価してあげたい、
上を目指してもらうための評価制度にしたい
という声を聴きますが、上司も今の仕事にやりがいを持っていること
ワクワクイキイキと仕事をしていること、
また会社や上司が期待する成果を明確にしておくことで将来設計が
見えやすくなります。
いわゆるキャリアパスやキャリアプランというものですが、
報酬だけではなく、等級制度や教育制度も忘れてはなりません。
ジョブ型雇用。今までもありましたが、多様な働き方の時代、
これからどんどん増えていくでしょうね。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社