あらゆる業界でハラスメントの
話が上がっています。
「あなたならできるよ。お願いね。」
断り切れなくなり、仕事を受けたが、
お客様とのやり取りでも
うまくいかないことが重なり、
精神的に追い込まれた。
これってパワハラ?
これだけで判断するのは難しいかも
しれません。
仕事はうまくいくこともあれば
うまくいかないこともある。
人によって重く受け止めることもあれば
次に向かって切り替えができる人もいる。
昨日、外部のある会議に出席し、
「人手が足りないから、この件は
あの人にお願いするしかない」
「でも、あまり言い過ぎると
昨今、パワハラと言われかねない。
立場的に嫌とは言えませんでした。
となる場合もある。」
「どうする?」
そんな会話が繰り広げられていました。
確かに無理にお願いして、
精神的に追い込まれるのは
避けなければならない。
そう、そうなんだけど、
何だかなあという感じもある。
信頼関係やフォロー体制、
その人の性格にも影響するから
一概にパワハラとも言えない。
第三者的に客観的に、
「これはOUT」
であれば、パワハラだけど、
そうでもない。
期待していた。
成長、教育の場。
その期待に応える人もいるし
それが負担になる人もいる。
暴力行為はOUTだけど
言葉の暴力もある。
言った本人は何気ない一言だけど
言われた本人は傷ついた一言になる。
厚生労働省の指針には
「業務の適正な範囲を超えて」
行った場合はパワハラとされる。
この業務の適正な範囲が
難しくなっているともいえる。
相手を見て、その場の状況、
信頼関係がどうかなど
伝え方、声の大きさ、状況
全ての人が勉強しなければ
いけないこと。
12月はハラスメント撲滅月間です。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社