連合福井が2025年春闘方針を決定し、
「経済社会への新たなステージ定着へ、
賃上げの社会全体への波及を目指す」
と発表しました。
その上で、ベースアップ(ベア)を
3%以上として全体で5%以上、
中小企業では格差是正に向けて
6%以上の賃上げを
目指すとしています。
労働者が賃上げを要望するのは当然のこと
なので方針を決めることはいいんですが、
「こういうことに取り組みます」
「こういう目標を達成します」
「○○を構築します」
など具体的な目標を掲げたうえで
賃上げの要望をすればいいんじゃないか
と思います。
物価高騰、世の中の情勢の中、
賃上げについて真剣に考えている
経営者は多く、どうすれば賃上げを
実現できるか、どれくらい可能かに
頭を悩ませています。
人事評価を導入し、
実績・スキル・経験・勤務態度等で
点数化や評価をすることで
自身の立ち位置がわかります。
もちろん、評価をする上司の力量も
あります。
経営者側とすれば
会社に貢献している社員には
多くの賃上げをしたい。
平均で○%アップの賃上げであれば
10%アップの方もいれば、
1%アップの方もいる。
人手不足の中でなかなか難しい
判断もありますが、
経営者は機械化、IT、AIなど
様々な手段を使って生産性を
あげる努力をする。投資をする。
経営者と労働者がともに
どうすれば賃上げを実現できるかを
考える状況が望ましいなと
思います。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社