7月の労働市場の動きが厚生労働省から発表されました。
福井県内の有効求人倍率は、1.83倍。
16ヶ月連続全国1位です。
ここ数ヶ月の推移を見ると、(データは福井労働局より引用)
4月…1.77倍 (1.09倍)
5月…1.77倍 (1.09倍)
6月…1.79倍 (1.13倍)
7月…1.83倍 (1.15倍)
と右肩上がりですね。( )は全国。
正社員に限定してみても、
4月…1.43倍 (0.81倍)
5月…1.46倍 (0.82倍)
6月…1.51倍 (0.85倍)
7月…1.56倍 (0.88倍)
と上がっています。全国は1.0倍を切っていますので、
福井県は全国的にみても人が獲得しづらいという傾向です。
また、職種別にみるとやはり専門性の高い職種は倍率が高い傾向があり、
事務などは倍率は低くなっています。
事務を求めている人って多いんですよね。
ただ、窓口を広げると確かに募集は多くなる可能性もありますが、
求める人材かというとこれも難しいところです。
求人票の書き方次第で、大きく変わる応募者/採用者。
市場の動向もつかんでおきましょう。
当社も求人をする際には色々と試行錯誤していますので、
これだけは確実に言えます。
人が集まらないのは、会社の工夫が足りないからです。
中小・零細企業だからではなく、会社の姿勢。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社