令和5年度1月の雇用情勢が
福井労働局より発表されました。
有効求人倍率は2.00倍で、
前月比0.01ポイントの低下。
全国平均は1.35倍なので、
まだまだ開きがありますね。
都道府県別にみると、
福井県・・・2.00倍
島根県・・・1.84倍
富山県・・・1.79倍
山口県・・・1.79倍
で2位と比較しても差があります。
1月のデータなので既に改善されている
部分はありますが、
新規求人数の主な産業では、
前年同月比で、
増加しているのは、
宿泊業,飲食サービス業で9.0%増
医療,福祉で5.1%増。
減少しているのは、
生活関連サービス業,娯楽業で
29.7%減
建設業で22.4%減、
運輸業,郵便業で14.8%減
製造業で2.1%減
でした。
(画像は福井労働局より)
一方、有効求職者数は前年同月比3.0%の増加、
(7か月連続の増加)
新規求職者数は前年同月比8.9%の増加
(2か月連続の増加)
という結果でした。
年齢別では、前年同月比
・24歳以下で2.4%減
・25~34歳で2.3%減
・35~44歳で6.1%増
・45~54歳で5.2%増
・55~64歳で3.5%増
・65歳以上で7.2増
でした。
35歳から44歳の割合が増えていますが、
ハロワのデータなので何とも言えません。
この世代以上が主にハロワを活用し、
この世代未満が主にネット活用している
ことも想定されます。
またデータには反映されていないですが、
2月は求職者が最も動く時期でもありますので、
(4月から新しい場所で働きたい思いあり)
1月と2月の比較をすると労働市場の
動きが分かり面白いです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社