JAL ヒール着用規定を廃止
社会現象をもたらした「#KuToo」を受けて
(※#KuToo」(クートゥー)は、日本の職場で女性がハイヒールおよび
パンプスの着用を義務づけられていることに抗議する社会運動 ウキペディアより)
日本航空(JAL)は、4月1日からの新制服の発表とこれまで「ヒールの高さは3~4cm」
とされていた靴の規定を「ヒールは0cmから」と変更しました。
これによって社内規定でヒールのある靴の着用は改善されました。
私は「#KuToo」の話題が出るまではハイヒールやパンプスを数十年前に
女装した時(遊びで)に少し履いたことがあるぐらいで、長時間履いたことは
ありませんし、ファッションの一環では?と思っていたところもあります。
ただ、当時も前傾姿勢になる靴の特性は、足の負担もかなりありました。
(慣れの問題かなと思っていました・・・)
そのため、そこまでの認識はしていませんでしたが、
国会で「労働安全衛生の観点から配慮が必要」
という厚生労働大臣の答弁が出され安全配慮義務に関する企業間及び
労働問題であることが示されました。
また医師からも健康障害になる可能性があると発表されています。
スーツや作業服の着用、ピアス禁止、茶髪禁止、ひげ禁止等と
同じように服装・身だしなみは会社の規程によって定められています。
もちろん職業柄や仕事上どのような動きをするのか等見た目も大事ですが
労働安全衛生上、労働者にとって苦痛を与えることは検討・改善が必要
な場合もあります。
社員教育、社内規定 4月に向けて再度見直してみましょう。
規定の見直し等はぜひご相談ください。