お盆前、福井県の最低賃金に関する審議会が
開催され、最低賃金を現行の984円から69円
引き上げ、1,053円とする答申をまとめました。
当初は、中央最低賃金審議会から提示された
Bランク63円を基準に答申されると思って
いましたが、大きく上回る6円アップの
1,053円。予想外の内容に非常にびっくり
しました。
最低賃金の引き上げることについては
物価影響等により労使ともに一致している
ところではありますが、
経営側の判断とすると
なんとも苦しい部分はあります。
答申書が出ていたので中身を拝見すると
公益委員の見解なども掲載され
69円(7%)アップの根拠等が示されて
いました。
企業側とすると最低賃金アップは
原価率の向上に加え人件費アップに影響する
ことから生産性の更なる向上、経費の見直し
省力化、価格転嫁が必要になってきます。
活用できる企業は限られてきますが、
賃上げの際に使える助成金もあります。
秋口にかけて対応策の検討も広がるため
これから動きが活発していきますね。
どうしたらよいだろう?
とお困りの事業所さんはぜひご相談ください。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社