毎年8月に目安額を決めて、
10月から適用される最低賃金。
今年は政府が全国平均1000円を目指す
と目標を掲げていますが、
地域差を基にA~Dの4区分を
3区分に変更する旨が発表されました。
A・・・東京・神奈川・大阪・愛知
などの首都圏
B・・・兵庫・京都・広島などに加え
福井・石川など北陸勢も加わります。
C・・・沖縄・鹿児島・青森など
B区分が最も多くなり、28都道府県。
これで何が変わるかというと、
労働者数ではAとBで全体の9割を占めるため、
B区分の引上げが全体の賃金水準が
押し上げられ全国の最低賃金平均1000円に
近づけようというもの。
福井県は888円。
B区分の引上げが仮に30円だとすると
918円。
単に賃金を引き上げましょうではなく、
労働生産性向上をセットにしないと
中小企業にはなかなか厳しい話。
これらに関連して助成金や補助金も
政府が発表しています。
上手に活用するのもひとつです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社