ミスマッチをどう防ぐ

27日の福井商工会議所で開催する採用定着セミナーに向けて、

頭の中を整理しています。

中小企業にとって人手不足はまだまだ続いていますが、

せっかくいい人材に出会えたとしてもミスマッチによってすぐに退職することに

なると採用労力や費用、教育時間などすべてが無駄となり、

企業側・労働者側にとっていいことはありません。

また同じ活動をもう一度行うこととなると、どっと疲れが出ます。

 

ミスマッチは、端的に言うと「理想と現実のギャップ」が起きることによって

生じる現象です。

企業側の説明と、実際に働いてみた労働者が感じるギャップが大きければ大きいほど

早期退職となります。

 

これは、求人データや面接の段階で具体的な仕事イメージ、労働環境や福利厚生を伝えたり

社内を見学してもらったり、実際に働いている人と話をすることでギャップを埋めていきます。

その上で、社風に合った人材か、仕事内容に対して遂行ができる人材かを見極めます。

 

入社後は、1週間、1ヶ月、3ヶ月と定期的にフォローを行うことで現段階の課題やギャップに

気づくことができます。

フォローの段階で、キャリアプランや教育体制などが見えると定着に更に磨きがかかります。

 

「採用と定着」は今や対にして考えないといけない課題。

 

早く取り組んだ中小企業が生き残っていく。

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