昨日は、福井商工会議所の
建設部会を対象に
講演させて頂きました。
テーマは、
「経営者が押さえておきたい
若者世代(Z世代)の採用と
定着のポイント」
業界問わず、若手の採用・定着に
課題はありますが、建設業界は
特に厳しい状況が続いています。
直近のハローワークのデータでも
専門的・技術的職業である
建築・土木技術者の有効求人倍率は、
11.21倍。一人を11社で競い合う状態です。
また生産工程・労務の職業の
賢哲・土木・電気工事でも7.65倍。
他と比べて圧倒的に高い水準。
なかなか人が採れないため、
定着に力を入れる企業も多いわけですが、
一定数の若手の離職があるのも事実。
・朝早い
・パワハラ気質
・休みの土曜日でも職人から電話がある
・休みが少ない
・家庭を大事にしたい
・給料が合わない
・ほかにやりたいことがある
こじつけと言えばそうですが、
自分の「居場所」や「やりがい」
「自社の魅力」がないと
何らかの理由をつけて離職します。
「周りを気にせず、自分らしく個性を
尊重していこう」
と言われ、育ってきた影響も
あるかもしれません。
(それを作り出したのは我々大人ですが)
「この業界はそうだから・・・」
確かにそうかもしれません。
一方で求職者の気持ちに立つと
選ばれる会社とそうでない会社の
違いも見えてきます。
「居場所」
「やりがい」
「自社の魅力」
改善できるところから手を付ける。
若者の採用と定着のポイントです。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社