自民党と日本維新の会が連立に向けて
動き出しましたね。
連立には政策の一致が必要という想いから
今後、協議を進めていくようです。
政策の中には年収の壁や社会保険料の
削減についての話が出ています。
そこで、日本維新の会の
ホームページをのぞいてみたところ、
社会保険料削減についての考えや具体策が
出ていました。
一部抜粋します。(日本維新の会より引用)
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医療・介護保険制度について
現行の制度では、相対的貧困世帯など
経済的余裕がなくともただ若いというだけで
窓口3割負担を免れない。
一方で、資産があり、生活にゆとりのある
年金暮らしの高齢者の多くが窓口1割負担
となっている。
政府は実際の負担能力に応じた社会保険料
負担のあり方、すなわち「応能負担」を
推進しているが、受益と負担の不平等を
解消しているとは言い難い。
これを、制度を持続可能にする水準にまで
深化させていく。
また、そもそも社会保険とは、より多く
活用した人がより得をする「無料または
割引のサービス提供」ではなく、
万が一の備えとしての「保険」であるという
原則に立ち返り、被保険者の受益と負担の
在り方を再構築する。
例えば、健康で医療サービスを使わない人は
保険料負担が下がるような保険原理の適用も
併せて検討していく。
社会保険料の真の負担能力を正確に把握するため、
マイナンバーカードの普及率100%を早期達成し、
同制度を活用して受益と負担の把握ができる
状態を一日も早く実現する。
現在、マイナ保険証の利用率は3割に満たず、
大手銀行での預金口座の紐づけは5%以下である。
将来的には税と社会保険料の徴収や給付金などの
支給業務をデジタル化によって一元管理する
「デジタル歳入給付庁」を実現する。
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その他、年金制度改革や第三号被保険者に関する
内容にも触れています。
賃金が上がっていく中で同時に社会保険料の
負担も増える。
所得を増やすことを目指しているにも
関わらず、社会保険料や税金の負担が
足かせになっているのも事実。
ここにメスを入れるという点では
仕事柄もそうですが非常に興味深いです。
社会保険料の負担は会社側にも
本人側にも大きいですからね。
将来の日本を作る。
そのために誰と手を組むか。
政治も仕事も大事な局面です。
(画像はAIで生成)
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社