厚生労働省は、2021年に新卒で入社し、
3年以内に辞めた人の割合を34.9%と
発表しました。
よく言われれる7・5・3の法則ですが
大卒者で3年以内に3割の人が離職する
というデータとそれほど変わらないなと
思いましたが、詳しくデータを見てみると
2021年卒 34.9%
2020年卒 32.3%
2019年卒 31.5%
2018年卒 31.2%
2017年卒 32.8%
で過去5年間と比べても一番高い
数字となりました。
厚生労働省は離職率が上がった理由について、
「就職活動の際に新型コロナの影響を受けた
世代で、求人が減り、希望の職種に
就けなかったために離職する人もいたと
考えられる」
との分析を発表しています。
ここ最近は、ゆるブラックの職場で
成長実感を感じられない、居場所がない
と離職する人も一定数いるのではないかと
個人的には思っています。
配属ガチャを見直すという大手企業も
増えてきました。
人口減や人手不足の中、定着をいかに
図るかという観点は大事。
とは言いながらも当然一定のレベルは
保ちたい。
企業文化を大事にしつつ、世の中の情勢を
見極めていくことも大事ですね。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社