ここ最近、「心理的安全性」というワードを聴く機会が
増えてきました。
Googleが発表したことでご存知の方もいらっしゃると
思いますが、心理的安全性とは、
「チームメンバーに非難される不安を感じることなく、
安心して自身の意見を伝えることができる状態」
と定義されています。
自分の意見が非難されたり、認められなかったりすると
発言すること自体が億劫になることも良くありますよね。
もちろん、自分の勉強不足からくるものも多数ありますが、
心理的安全性が不足している環境では「4つの不安」が生じ、
パフォーマンスや生産性に悪影響を及ぼすと言われています。
4つの不安とは、
・無知だと思われる不安
・無能だと思われる不安
・邪魔をしていると思われる不安
・ネガティブだと思われる不安
これらを取り除くことで、よりよい環境となり、
心理的安全性が高まり、チームのパフォーマンスと創造性が
向上すると言われているのです。
チームの雰囲気が良いとパフォーマンスが向上するというのは
誰しも認識している通りで、この状態をいかに作り出すことが
出来るかが大事なキーワードとなります。
ただし、雰囲気が良い=馴れ合いや傷の舐めあいではないため
注意が必要です。
間違ったことを指摘しない、甘やかしも生産性は上がりません。
俯瞰的な視点を持ち、相手を尊重しながら、心理的安全性を
高めていく。こういう訓練が必要です。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社