飲食店を経営する経営者の方は、「またか!」と思ったかもしれません。
焼き肉店のアルバイト従業員4人が、厨房内で不衛生な行為をしたとして、
謝罪文を公式サイトに掲載。
商品を素手で食べたり、ソフトクリームメーカーから口に直接流し込んだり
している模様がSNSで拡散。いわゆる「バイトテロ」が発生!
先日の新入社員研修でも
お伝えしたSNS教育。ここ数年は小中高でもSNS教育が行われているようですが、
投稿者の意識の甘さがこの様に広がっています。
個人のアカウントでも、限定公開でも
「衛生面」「社会的な面」「個人情報や機密情報の情報漏洩」
などは想定以上に拡散されます。
面白いと思って仲間内で情報共有しているだけと思ってもこのように社会にも
会社にも影響を及ぼします。
会社としてSNS教育を実施しているという所も多いと思いますが、
教育と同時に就業規則での遵守事項、守らなかった時の対応なども
含めて伝えることが必要です。
今回の件で処分は「懲戒解雇」、保護者同伴での話し合いで今後の対応を決める
と発表されていますので、慰謝料等の話も出てきますね。(損害賠償は実害次第)
SNSにおける問題行動、そしてそれらの影響。
一度教育したからと言ってOKではなく、定期的な教育が規律性を保ちます。
ぜひ入社時教育、定期教育に組み込んでください。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社