ここ数日、大手企業を中心に早期退職募集の
報道が目につきます。
イトーヨーカ堂700人、資生堂1500人、
ワコール150人、オートバックス100人
大正製薬645人、花王、ENEOSなど。
日経平均株価が高値で推移し、上場企業の
純利益合計額が47兆円を突破し、過去最高益を
出しているという一方でこのような
報道は驚きですね。
もちろん、業績の影響が大きいのでしょうが
中小企業の人手不足の状況を見ると
この中で、いい人材が少しでも回ってくると
いいなあと思います。
（そもそも早期退職制度は年齢が45歳以上、
勤続年数が20年などの縛りもあります）
一方、大手企業と中小企業では
業務内容や責任が大きく違うため、
（分業、専門性などの関係で）
大手企業経験者が中小企業で
同じように活躍できるかというと
そこは人によるというのがあります。
今やどこに行っても
「人手不足」の話題がつきませんが、
いい人材を獲得する、また定着させる
ためには自社の魅力をもっともっと
磨く必要があります。
賃金もそうですし、休日・休暇、福利厚生、
仕事のやりがいなど。
一度冷静に、自社でできることは何かを
考える時間も必要です。
他はほか。確かにそうですが、
情報収集は経営者の大事な仕事です。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社
