お盆にサービスエリアでストライキ??
東北自動車道・上り線の佐野サービスエリアでストライキが
あったようです。
資金繰りの問題や不当解雇、また
「社長の経営方針にはついていけません」という貼り紙が
掲示されていることから前々から火種はあったようですね。
(写真はFNN)
ストライキとは
ストライキとは「労働者が要求を貫徹するために、
集団的に仕事を放棄すること」ですが
ストライキまで発展するということはかなりの食い違いや
納得できないところがあったと推測されます。
ストライキは会社に大きな打撃となりますが、
法律上正当なストライキは認められています。
正当なストライキであれば、会社に損害が発生したとしても
会社は労働者に損害賠償などを請求することはできません。
プロ野球やJRでもストライキが起きましたよね。
ただし、ストライキは会社に大きな打撃を与える=会社の業績に影響する
=労働者の給与にも影響するということなので
ストライキの判断には相当な覚悟が必要です。
いずれにしても経営者と労働者との対話がなくなれば、
(方針が理解されなければ)経営がうまく行くはずはありません。
働き方改革で生産性向上は大事ですが、生産性を重視するあまり
対話が減って労働者のモチベーションが下がってもおかしな話。
働き方改革で何を目指すのか今一度考える時ですね。
優秀な社労士がいれば、大きな問題にはならなかっただろうに、、、。