人を雇うということは、
その人の生活の安定を保障するということ。
給与は業界・職種・本人の成果にもよりますが、
雇用保険、社会保険などは条件に該当すれば
加入義務となります。
確かに社会保険料の負担は大きいです。
よく言われる税金は赤字の場合は支払いは免除されるけど、
社会保険料は赤字でも支払いがあるというもの。
(人件費の一部ですし、年金事務所から通知が来ます)
社会保険料の負担ってどれくらい?
と聞かれると、
◆社会保険料
(健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険等)
「ザクっと計算して、15%~20%の割合です」
と答えるようにしています。
つまり、20万円の給与の人なら
200,000円×1.15~1.20%=230,000~240,000円/月
金額で言うと、30,000~40,000円の会社負担
30万円の給与の人なら
300,000円×1.15~1.20%=345,000~360,000円/月
金額で言うと45,000~60,000円の会社負担
です。
これら人件費を考えて事業を行う必要があります。
雇用=生活の保障をする=社会貢献
という図式が成り立ちます。
人を雇うと見えてくる様々な問題。
社会保険料だけでなく、給与や労働条件、ルールなど
決めておくことでストレスから解放されることもあります。
それらを法律的な面や実務、
また役所や社員に相談できないことを解決するのが我々社労士の役目。
これがやりがいにもつながっているのです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社