福井労働局が発表した5月の雇用情勢。
細かく見ていくと、
建築・土木技術者、理容・美容技術者の
有効求人倍率が10倍超となっています。
専門職という、
いわゆる手に職を持った人の求人は
この数字を見ても、
なかなか厳しい部分がありますね。
逆に言うと、他社と比べて何か
魅力的なものがあること、
尖った欲しい人材を明確にすることで、
目に留まりやすいということにも
なります。
一方、有効求人倍率が極端に
低いのが「事務」。
倍率が1を切っているので、
会社からすると事務の求人を出すと
たくさんの応募があり、
自社に合った人材を選ぶことが
できます。
とは言いながらも事務にも
色々とあります。
営業事務や、総務事務、
データ入力事務、会計事務、
労務事務、庶務など。
この辺りもミスマッチを防ぐために
明確にしておく必要があります。
ちなみに労働局のデータは
ハローワークのデータとなりますので、
ハローワークを通して求人をしていない
データもあることを考えると、
数自体はもう少し増えると思います。
(率は変わらないかもしれないですが)
求人は会社の将来を考えて行うのが理想。
3年後どのような組織になっているか、
どのような組織にしたいのか、(組織図)
またその時の人員体制、平均年齢は
どうなっているのか。
そう考えると、欠員補充だけでなく
未来人材を獲得する戦略になってきます。
一度将来を考えてみる。
経営者、人事責任者が行うべき大事な
仕事です。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社