福井には鳥貴族がありませんが、
2022年7月期の連結決算が、
最終損益が11億円の黒字
(前の期は4億6600万円の赤字)
と発表されました。
日経新聞の記事によると、
新型コロナウイルス禍での
営業時間短縮による助成金収入に加え、
居酒屋「鳥貴族」が3月下旬から
通常営業に戻り、客数が持ち直した。
売上高は前の期比30%増の202億円、
営業損益は24億円の赤字
(前の期は46億円の赤字)だった。
営業利益は赤字だけど、
助成金収入で経常利益は、
黒字ということなので、
まだまだ本業は厳しい
ということですね。
また、23年7月期の業績見通しは、
最終利益は前期比77%減の
2億6500万円を見込み。
全品均一価格を298円から
319円にしたことで売上は
上がりますが、
助成金収入がなくなることや
原材料高や人件費負担も重荷
になるとみています。
また今期から出店を再開し、
20店舗ほど増やすようです。
出店エリアも関東・東海・近畿
の15都府県であり、徹底した
ドミナント戦略を行っています。
鳥貴族の平均客単価は、2,000円、
一般的な居酒屋の平均客単価は、
3,519円と発表されていることから
コストパフォーマンスを重視した
戦略を取っています。
福井はやきとりの名門、秋吉があるので、
出店をしないのではなく、
戦略から外れているからしない
ということですね。
鳥貴族の採用サイトに
戦略のことが記載されてあり、
おもしろいです。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社