仕事において「やりがい」を持つことは組織の成果に大きな影響を与えます。
では、「やりがい」ってどのような時に出てくるのでしょうか。
新しく会社に入社する社員は、
「自分のスキルを活かしたい」「会社や社会に貢献したい」
「人の役に立ちたい」「たくさんの人に認めてもらいたい」
というような気持でいます。
いきなり「やりがい」を持っているとはいかないまでも、
理想は持っています。
入社の時の思いのまま、仕事を覚え、どんどん成長していくと
成果も出て、周りからの評価も得て、やりがいを見出していきます。
ではその時に大事なことは何か。
それは周りの環境(職場環境)です。
先輩や同僚が自らの仕事、役割を自覚し、
仕事を覚えている、難しいことにも挑戦している。
「自分のスキルを活かしたい」「会社や社会に貢献したい」
「人の役に立ちたい」「たくさんの人に認めてもらいたい」
という思いで高い目標の中でやるべきことをしている環境だからこそ、
やりがいも見出せます。
時には行動指針や会社の風土に合わせて叱咤激励も行います。
「いいよいいよ」のゆるい組織の人間関係ではなく、
同じ志、方向性を持った組織の人間関係だからこそ
自らの行動を律することができます。
それについていきます。
箱根駅伝で優勝した青学や甲子園に出場している常連校も
環境が整備されているからこそ、高い成果を出すことが出来るのです。
ではその環境を整備するのは誰か?
中小企業の場合、まぎれもなくトップ、リーダーです。
環境を整備する。
一番労力と時間がかかることかもしれません。
ただ、これに着手した企業がエンゲージメントが高い組織となり、
成果も高まっています。
まずは何から始めるか?
どんな組織にしたいか?という自分への質問から始まります。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社