リクルートワークスが
従業員数1000名以上の大手企業に
入職した大学卒以上の1~3年目の
新入社員を対象とした「職場環境」に
関する結果を発表しました。
働き方改革が進み長時間労働や
同一労働同一賃金への取り組みなど
から年々職場環境は良くなっています。
結果では、大手入社3年目までの
新入社員のうち、実に36.4%が
「ゆるい職場か?」という質問に
「あてはまる」
「どちらかと言えばあてはまる」
と回答しています。
また「どちらでもない」は32.5%、
「あてはまらない」
「どちらかと言えばあてはまらない」
は31.2%となり、職場を「ゆるい」と
感じている新入社員が一定数いる様子が
明らかになっています。
(リクルートワークスより引用)
ではその「ゆるさ」が勤続年数に
どう関係するかの調査では、
・「定年・引退まで働き続けたい」
新入社員が20.8%。
・「すぐにでも退職したい」が16.2%、
・「2・3年は働き続けたい」が28.3%。
・「5年は働き続けたい」が15.6%
で結果を見る限り、6割の新入社員が
5年ほどで次の職場を考えることが
見えてきます。
調査ではさらに深い内容にも踏み込んでいて、
すぐにでも退職したい、
2,3年は続けたいと感じている人
の継続率が低いという
傾向が見えます。
職場がゆるいと感じることと
勤続年数は一定の関連性が
ありそうです。
とは言いながらも「ゆるさ」
の定義が人によって違うので
成長できる環境を提供しつつ
職場環境を整備していくことは
会社にとって大事なことです。
中小企業からすると大手企業から
優秀な人が転職市場に出てくるのは
嬉しいことですが、それに見合うような
職場環境がないと、見透かされてしまう。
いずれにしても社員が活躍し、
成長できる会社、いい会社を
作るためには職場環境は大事なこと。
当社も含めて、日々研鑽していく必要が
ありますね。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社