福井労働局は、令和5年6月の有効求人倍率を
発表しました。
福井県は、1.93倍で46ヶ月連続でトップと
なっています。
全国平均は1.30倍。
都道府県別に高い順として、
福井県 1.93倍
山口県 1.69倍
島根県 1.67倍
となっています。
有効求人倍率は相変わらず高いですが、
有効求人数は、前年同月比0.9%の減少
新規求人数は、前年同月比4.3%の減少
しています。
一方、
有効求職者数は、前年同月比6.0%の増加
新規求職者数は、前年同月比7.0%の増加
しており、数字上で見ると、求職者数が
増えていることが分かります。
なお、年齢別有効求職者でみると
前年同月比で、
・24歳以下で3.5%増
・25~34歳で0.5%減 →ここだけ減少
・35~44歳で6.8%増
・45~54歳で8.3%増
・55~64歳で10.1%増
・65歳以上で5.8%増
となっています。
もう少し細かく男女比を見ていくと、
24歳以下、25~54歳までは男性よりも
女性の方が求職数が多く、
55歳以上となると男性の方が
求職数が多い結果となっています。
(どの層を狙う?)
また、ハローワークの正社員と非正社員の
職業紹介状況を見ると比率はやや正社員の方が
高いですが、数字は均衡しており、
仕事の内容によっては、非正規で募集をかける
方法もひとつあるかもしれません。
物価高騰の流れから賃金を上昇させて
求人する企業も増えてきました。
人手不足はどの会社でも頭を悩ましています。
定着に力を入れ、リファラル採用を得意としている
会社もあります。
(リファラルとは自社の社員から友人や知人などを
紹介してもらう手法)
自社の課題に向き合う。大事なことです。
福井の社会保険労務士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社