2022年の新入社員生活調査で、
(産業能率大学)
残業に関する調査結果があります。
「1か月の残業時間について、
あなたは何時間程度なら
許容できますか(1つ選択)」
という質問ですが、
それによると、
・0時間 2.1%
・1~10時間 20.1%
・11~20時間 37.7%
・21~30時間 21.7%
・31~40時間 10.7%
・41~50時間 1.6%
・51~60時間 1.6%
・60時間超 4.5%
となり、一番意見が多かったのは、
20時間以内となりました。
20時間なので1日約1時間程度
ということですね。
約6割の新入社員が20時間以内の
残業を許容していますが、
過去の結果を見ると、2020年は、
5割程度、2019年は5割を切っている
というデータとなっています。
これらの結果は、
働き方改革が推進され、
長時間労働の改善が大きな効果を
あげているものと感じます。
会社にとっては、
長時間労働の改善と生産性の向上は
セット。
また、先日の最低賃金引き上げにも
留意する必要があります。
昔は、、、、
ではなく、今はこういう理解が
必要なんだなと考えを
アップデートし、会社運営に
役立てていきましょう。
私も社労士という専門家の立場と
経営者という社員の働き方について
両方の視点を持つようにしています。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社