「人的資本経営」とは経済産業省のHPに
【人材を「資本」として捉え、その価値を
最大限に引き出すことで、
中長期的な企業価値向上につなげる
経営のあり方】と記載されています。
上場企業では有価証券報告書に
「人的資本」に関する表示が
義務付けられ（早ければ2023年4月以降）、
投資家が注目している
点でもありますが、
人的資源（コスト）から人的資本（投資）
に置き換わることで持続的な成長を
促していることが分かります。
人的資本に関する調査・集計結果資料
には、人的資本経営の取組進捗として
経営陣の認識が公開されています。
それによると、
「企業理念・存在意義・経営戦略の明確化」
と比べ、人的資本経営の具体的な取組みは
進んでいないという傾向となっています。
特に
・「投資対効果の把握」
・「動的な人材ポートフォリオ」
・「投資家との対話」
・「取締役会の役割の明確化」
・「経営人材育成の監督」
の進捗が遅れているという分析。
このような資料を参考に、
自社では何が足りていないか、
何から手を付けていくかを
整理するといいですね。
ひとつずつ、これは出来ている、
出来ていないとチェックしていく。
一気には出来ないので、ひとつずつ。
新入社員研修2023 参加者募集しています。
人的資本への取り組みに
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
