現在使っている健康保険証が2024年秋に
廃止され、マイナンバーカードに保険証の
機能を付与した「マイナ保険証」となる
方針が政府より発表されています。
マイナンバーをめぐるトラブルは
いくつかありますが、今年の6月から
医療や福祉などの総点検を行い、
8200万件余りのデータのうち、
8695件の紐づけミス、機能ミスが
確認されたと発表されています。
割合でみると0.01%・・・。
もちろんミスは少ないに越したことは
ないし、他人の情報と紐づけられると
いい気もしない。
とは言いながらも、
0.01%。
これをどう捉えるか。
ちなみに宝くじの当選確率と比べてみると
2023 年末ジャンボ宝くじの当選金と当選確率
- 1等:7億円(0.000005%)
- 1等前後賞:1.5億円(0.00001%)
- 2等:1000万円(0.00004%)
- 3等:100万円(0.002%)
- 1等組違い賞:10万円(0.000995%)
- 4等:5万円(0.01%)
- 5等:1万円(0.1%)
- 6等:3000円(1%)
- 7等:300円(10%)
4等ラインですね。
高いのか低いのかわかりません。。。
いずれにせよ改善を重ねて、今より
ミスを少なくするシステムや教育に
していくはず。
マイナ保険証になると、
医療機関などの対応は
最初は混乱が生まれ、
人への負担も増える。
一方で協会けんぽなどの
保険者は、保険証の発行がなくなる。
(一部資格確認書の発行は残るようです)
我々労務管理側の仕事の一部である
健康保険証の発行手続きの手間も
軽減される。
制度を変えるということは
一定の負荷がかかる部分も
出てきます。
全体最適化のために
ある程度受け入れないといけない。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社