社内コミュニケーションに課題を持たれている
会社も多いことと思います。
コロナも5類に分類され、社員旅行などを
企画、実施する会社も増えてきましたね。
社内コミュニケーション。
他社はどのような対策をとっているのでしょう。
HR総研が社内コミュニケーションにおける
アンケート結果をまとめ発表しました。
(内容は、HR総研より引用)
●社員間のコミュニケーション不足は業務の障害に
なると思うか?
・「大いにそう思う」53%
・「ややそう思う」33%
これらを合計した「そう思う」とする割合は86%
となり、9割近くの企業において社員間の
コミュニケーション不足が業務の障害となる
と捉えています。
また、従業員規模でみると、
・1,001名以上の大企業では70%
・301~1,000名の中堅企業では67%
・300名以下の中小企業では60%
で、いずれの企業規模でも6割以上が自社に課題が
あると認識しています。
また、企業規模が大きいほど、「課題がある」
と認識する割合がやや高い傾向にあるようです。
一方、「あまりないと思う」と「全くないと思う」
を合計した「課題がない」(以下同じ)の割合は、
企業規模に関わらず1割程度にとどまり、
自社の社内コミュニケーションに課題がないと
認識する企業は、非常に少ないことが伺えます。
また社内コミュニケーションの課題感別に
従業員エンゲージメントの状態を見ると、
社内コミュニケーションに「課題がない」企業群
では従業員エンゲージメントが
・「非常に高い」(9%)
・「やや高い」(41%)
を合計した「高い」の割合が50%と半数に上ります。
同様に、社内コミュニケーションの課題感が
「どちらとも言えない」企業群では32%、
「課題感がある」企業群では22%と2割にとどまり、
逆に「非常に低い」と「やや低い」を合計した
「低い」の割合が36%と、「高い」を大きく
上回っています。
社内コミュニケーションに課題感がない企業ほど
従業員エンゲージメントが顕著に高い傾向が
見られます。
なお、社内コミュニケーションの課題の関係性
については、
・部門間
・部署内のメンバー同士
・経営層と社員
が上位であげられており、
企業規模を問わず、課題となっているようです。
企業規模が小さいほど経営層と一般社員との
距離が近く、経営層の意向が社員の日常業務内容や
モチベーションに直接的な影響を与えやすい関係性
となるため、企業規模が小さいほど、
経営層は社員とのコミュニケーションを丁寧に
行うことが求められるのは言うまでもありません。
当社もまだまだこれからです。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社