日本経済新聞とJOB総研が連携して、
「2023年日本人の休み方実態調査」を
実施、調査結果を発表しました。
休みづらいと考えている日本人、
どのような調査結果となったのでしょうか。
調査人数は多くはないですが、ネットで
529人の社会人男女を対象に、
現職での休暇と連休取得の自由度、
理想の連休日数とその使い道、
休暇取得のタイミングを周りと
合わせるか否か、休暇取得をすることでの
罪悪感の有無とその理由、
取得しづらいと感じる場面などを
調査しています。
有給休暇義務化が進み、
休むことに大きな抵抗は感じなくなった
昨今ですが、今回の調査では、
休むことに「罪悪感あり」38.3%
休むことに「罪悪感なし」61.7%
の回答でした。
また年代別でみると
20代「罪悪感あり」44.3%
「罪悪感なし」55.7%
30代「罪悪感あり」35.8%
「罪悪感なし」64.2%
40代「罪悪感あり」32.8%
「罪悪感なし」67.2%
50代「罪悪感あり」38.6%
「罪悪感なし」61.4%
でした。
30代、40代は仕事の段取りさえつけば
休むことに大きな抵抗がない反面、
20代はやや抵抗ありという感じですね。
それでも全体的に6割は罪悪感なし
なので、働き方改革が進んでいる
結果とも言えますね。
また、罪悪感を感じる理由については、
・同僚に迷惑をかけるから 51.2%
・同僚が働いているから 37.4%
・上司に迷惑をかけるから 31.0%
・上司が働いているから 29.1%
・顧客に迷惑をかけるから 19.7%
でした。
休みにくいと思う場面については、
・繁忙期 65.0%
・仕事が溜まっている時 58.6%
・自分以外に担当できない業務がある時
48.8%
・自分以外が休暇を取得している時
38.4%
・病欠の人が出た時 32.5%
でした。
なお休暇の取得タイミングについては、
40.6%の人が周り(同僚・上司)に
合わせるとした一方、
合わせないが31.8%でした。。。
また理想の連休と使い道については、
平均9.5日で旅行が72.8%とトップでした。
年に1回若しくは2年に1回はこういう連休を
とってリフレッシュしたい気持ちも
分かります。
日本人の休み方実態調査。
予想通りと言えばそうですが、このように
データで見ると日本人の傾向がつかめ、
理想の休みを取るための仕組みや対策への
着手に近づきますね。
(画像はJOB総研プレスリリースより引用)
福井の社会保険労務士
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