北陸新幹線の福井・敦賀延伸まで
1ヶ月となりました。
3月16日の列車の切符が、本日10時に
発売されますが、始発の一番列車は、
１分以内に売り切れるだろうと
予想されています。
話題のために乗ってみたいなと
思いますが、まだ予定を立てて
いません。。。
さて、予約と言えば、巷では
2025年卒の学生の就職活動が
本格化してくる時期ですね。
新聞や就職サイトでは、
企業説明会等の案内が
大きく取り上げられています。
順調にいけば、ＧＷ前後ぐらいには
いくつか内々定をもらい、どの企業に
就職するか決める方もいらっしゃる
でしょう。
企業からすると早々に内々定を
出し、人材を確保したいものですが、
「内々定」と「内定」と何が
違うのでしょうか。
「内々定」は企業が応募者に
「内々に採用者に決定しました」
と伝え、応募者が承諾をし、
特段の理由がなければ、内定へと進み、
正式採用されることになります。
しかし、「内々定」の段階では
法律上で労働契約は成立しておらず、
仮に内々定取り消しとなっても、
解雇等にはなりません。
では「内定」はどうかというと
「始期付解約権留保付労働契約」
となり労働契約が成立します。
つまり、ここで内定取り消しとした場合、
法律上では解雇扱いとなります。
場合によっては不当解雇として、
訴えられるケースもあります。
「内々定」から「内定」へ移行する場合、
企業としても慎重に見極め、リスクが
ない状態にしておく必要があります。
一方、「内々定」は法的に労働契約が
成立していないからといって
誠実に対応しないとトラブルに発展する
ケースもあります。
内定辞退には法的効力がないのに
（内定辞退も時期と内容によります）
内定取り消しは法的効力が発生する。
なんだかなあという声もありますが、
企業として誠実に対応し、
良い人材を確保する。
大事なことですね。
福井の社労士
シナジー経営社労士法人
シナジー経営株式会社
