新入社員が入社して3ヶ月が経過しました。
研修期間を経て、新たな仕事を徐々に覚え、
GWを乗り切りました。次の長期休みは
夏季休暇(お盆休み)です。
昔もそうでしたし、今も変わらないのが、
この時期に学生時代のメンバーや
家族・親戚と集まり、仕事の話をすること。
そこで出る会話には会社の評価が入っています。
・仕事内容のこと
どんな仕事をして、どんなやりがいがあるのか
・残業の有無
残業の多さ、少なさ
・給与のこと
どれくらいの給与をもらっているのか
→ここではほぼ手取りの話となります。
総支給、額面の話と社会保険料から
どのくらい引かれるなどの話ができると
社会の仕組みが分かっていますね。
・休日のこと
年間休日やどのような特別休暇があるか
・福利厚生のこと
特別休暇や会社が行う福利厚生
・人間関係のこと
上司、先輩がどのような方なのか
教育体制はどうなのか
など
親は当然、子供がどのような環境で
働いているかを知りたい。
友人も今置かれている仕事の環境が
いいのか悪いのかを知りたい。
他の人はどのような気持ちなのかを
知りたい。やりがいは?
など情報交換の場となります。
そこで、
「良い会社に入ったね」
「それくらいは常識かも」
「その会社、ちょっとやばくない」
など、自分の勤務先と比べて評価をします。
仕事内容を本格的に理解しているわけでは
ないですが、表面的でもこのようなことは
想像できますよね。
隣の芝生は青く見える
でも、最低限、この辺りはチェックしておきましょう。
・求人票と相違がないか。
→残業10時間程度と記載があるのに
すでに30時間ほど残業時間となっている。
季節やお客様の要望により変化はあるため
残業が悪いわけではないですが、
何にそれだけ時間がかかっているのか、
分析をしたうえで対策をとる必要があります。
その上で残業の理由などを説明をする。
・会社の方針や考え方、大事にしていることなど
仕事における価値観を伝えておく
→価値観を伝えた上で、やはり合わないとなれば
それはミスマッチ。お互いに苦しいです。
・相談できる上司や先輩、同僚がいるかどうか
→先日のブログでも記載しましたが
孤独にさせないような工夫が必要です。
お盆休みに入る前、ぜひこのことは確認して
おきましょう。
また、当社のフォローアップ研修もぜひご利用ください。
入社半年後のフォローアップ研修では、
新入社員の不安である
「仕事がうまくこなせるか」
「人間関係に関する不安」
という部分にフォーカスし、
社会人の先輩である講師から
仕事をうまく行うためのマインドや工夫
人間関係を上手に行うためのポイント
などをお伝えします。
毎年行っているフォローアップ研修ですが、
おかげさまで評判もよく多くの企業様に
参加いただいております。
ぜひ新入社員の定着にお役立てください。
新入社員研修は4月だけ。
その後はOJTだけだよ。
危険です。
時代に合わせた教育をご活用くださいね。
福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社