県内の高校で校則や校内ルールに関して
議論するワークショップが行われたようです。
探求的な学習のひとつとして
県の教育委員会が企画したもので、
非常にいい取り組みだなと感じました。
取り組みは昨年から行われていたもので、
今回はその成果を発表。
進学校のひとつである藤島高校では、
3日間、制服や体操服・私服を自由に
選んで登校する取り組みや放課後の
スマホ使用についての取り組みも
行われたようです。
制服そのものの意義や考え方を
見直すいいきっかけになりますね。
そういえば、私の中学時代は
男子は丸刈りという校則でした。
野球部ではない生徒もです。
その頃から「丸刈り反対・見直し」
の運動はあって、自分たちの時か
その下の代で男子全員丸刈りは
なくなりました。
部活によっては、中学も高校も
丸刈りというのはまだあると思いますが、
校則を見直す・考えることは
社会で生きていくためには
必要なことかもしれません。
会社に「入る」と就業規則や会社のルールが
適用され、会社を「つくる」と就業規則が
必要だと感じます。
一見矛盾と思えることも、立場が違えば
考え方も変わってきます。
だからこそ討論は自分の視野を広げる
大事な役割を果たします。
本当に必要かどうか、あることでどうなるか、
ないことでどうなるか。
自由であるためには
規律・ルールが必要だし
自由の裏側には責任が伴う。
考え、実践することで大きく変わる。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社