賞与の決め方には基本給連動型、
業績連動型(ポイント型含む)など
いくつか方法はあります。
基本給連動型には、
・基本給×●ヶ月分×業績係数×個人成績
・基本給×●ヶ月分
業績連動型には、
・等級別の一定額×支給率×業績係数
・等級別の成績×ポイント単価
などがあります。
会社に応じた人事評価制度で賞与を決定している
会社もあれば、対前年比●%としている会社もあり
賞与支給の考え方は様々です。
今回ご紹介するポイント制は、業績から賞与原資を決定し、
個人の成績と掛け合わせる方法で中小企業でも導入する企業が
増えています。
①評価に基づいて社員個々人のポイントを設定
②賞与原資÷総ポイント数によりポイント単価を算出
③ポイント単価×個々人のポイントにより賞与支給額を算出
【ポイント制テーブル例】
S | A | B | C | |
M(マネジャー) | 70 | 50 | 40 | 20 |
L(リーダー) | 60 | 40 | 30 | 15 |
S(スタッフ) | 50 | 30 | 20 | 10 |
スタッフの一人がS評価だとポイントが50。
これらを全員分計算して、総ポイントを計算します。
賞与原資(営業利益の●%や必要利益の上乗せ部分等)から
総ポイントを割り、ポイント単価を算出。
ポイント単価×各人のポイントで金額を算出。
賞与は原資をどう確保するか(業績)にもよりますので、
このような算出方法があります。
賞与算出方法の一つとして一度ご検討くださいませ。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社