賞与の算出方法について記載した昨日、
お客様から次のような質問がありました。
「賞与を加算式か減算式かどちらにしようかと
思っていますが、どうでしょうか」
加算式とは、
最低基準額を決めて、そこから評価結果によって
加算していくもの。
例えば、最低基準額を50,000円と決め、そこから
評価結果でプラスしていく形です。
・週一の洗車が出来ていたら+10ポイント
・目標達成したら+100ポイント
減算式とは、(正式には加減算式)
基準額を1ヶ月分を基準として、評価結果によって
加算、減算していくもの。
例えば、1ヶ月200,000円の基本給を基準として、評価結果によって
プラスマイナスします。
・目標達成した+100ポイント
・マニュアル通り業務を行わなかったことによって発生したクレーム
-50ポイント
など。
結果として1ヶ月分の給与より多い場合(1.0~3.0倍)もあれば、
それよりも少ない場合(0.9~0.1)もあります。
結論とすると
どちらも企業の考え方によってありです。
メリット、デメリットもあります。
大事なのは、その基準。何を基準として評価するのか。
「勤怠、規律性、協調性、責任感、積極性、目標達成状況、スキル」
など会社によって大事にしている項目は異なります。
ここを決めていきます。
評価基準。会社によって大きく異なるため、
サポートさせて頂く際には、ここが一番時間をかけて行います。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社