福井労働局は企業側と労働者側の紛争をまとめた
「令和2年度の個別労働紛争解決制度等の施行状況」を
公表しました。
発表によると(福井労働局より)
総合労働相談件数として、 10,731 件(前年度比 25.9%増)は過去最高。
前年度より大幅に増加しています。
調査以来、初めて1万件を超えました、、、
内訳とすると
・「いじめ・嫌がらせ」・・・過去最高の 639 件(18.6%、前年度比 0.8%増)
・「自己都合退職」・・・ 425 件(12.4%)
・「解雇」・・・ 396 件(11.5%)
となっており、新型コロナウイルスの影響による相談が増加しています。
またこのうち、25.4%つまり1/4が個別労働紛争にまで発展しています。
会社と労働者の話し合いやボタンの掛け違いで起きる労働相談や労働紛争。
当社にも毎日とまではいかないまでもご相談は毎週のようにあります。
経営状況、労働者の能力不足や勤務態度、法律面と感情面など様々な要素が
重なるため複雑になることもあります。
就業規則を整備しておくことで解決することもありますので、
この辺り、ぜひ注意しておきましょう。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社