部下との面談の際に1on1を導入している
企業も多いと思いますが、
1on1に対する意識調査の結果を
Resily株式会社が発表しました。
対象は企業のマネジャー層。
●1on1の必要性については、
・感じる:88.0%
・感じない:12.0%
●どんな効果を期待しているかについては、
・「コミュニケーション強化とメンバーの
モチベーション向上」
・「仕事の方向性と会社理念との整合性
の確認」
●1on1を行う際に困っていることは、
・ある:66.4%
・ない:33.6%
●1on1面談の際に困っていること
・1on1で話した内容を業務に
活かせていない:35.3%
・あてはまるものがない:33.6%
・何について話すべきかわからない
(話題がない、目的があいまいなど)
:29.4%
・どうやって話すべきかわからない
(トークスキルに自信がないなど)
:28.9%
●1on1面談で悩んでいることの一例
・「事前準備が大変。これを怠ると
話がふんわり終わってしまう」
・「会社が望むことと本人が望むことが
一致しない時、会社が望むことが
理解できない時、本人のやる気を
引き出せない時に悩む」
●1on1によって成果を感じるか?
・1on1の成果を感じる:60.7%
・感じない:20.9%
・わからない:18.4%
●どのような時に面談の成果を感じたか
・「全体ミーティングの際に、部下が
1on1で話した内容を引用して
他のメンバーへ発信や共有を
してくれたとき」
・「部下の目標が明確になり、
それを達成してくれたとき」
私も1on1を長年やってきて成果を
実感しています。
ただ、ずっとうまくいっていた
わけではなく、一時期マンネリ化の
状態に陥りました。
大事なのは目的の定義。
何のためにということが
ぶれてしまうと単なる
要望聞きになってしまう。
そうではなくて、会社や
本人の目指すべきことの
共有やそれに対する課題、
教育などにつなげること。
そして、面談の内容を踏まえ、
行動を起こすこと。
1on1は大事な教育の場です。
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社