コロナで労災が急増

業務上、新型コロナに感染した場合、療養や休業が必要になってきますが、 労災認定された件数が、7月以降急増しているようです。 (日経新聞より) 通常、労災認定は業務との関連性や事実確認などから時間がかかるものが多いですが、 医療従事者を中心に早期に労災認定されています。 厚生労働省の指針が変わったということが大きなきっかけのようですが、 いい傾向ですね。 労災認定は、請求してから時間がかかる場合が多く、2ヶ月から半年程度かかるものが ざらにあります。 労災認定の際には、専門的に業務起因性と業務遂行性が求められますが、 ※業務起因性とは、負傷や疾病が業務に起因して生じたものであること ※業務遂行性とは、負傷や疾病をした労働者が事業主の支配下にある状態のこと 新型コロナをきっかけに特に他の労災認定(精神疾患、脳・心疾患)の早期決定にも 影響するといいですね。   福井の社会保険労務士 北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社  
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