入社半年、いちばん揺れる時期に
「立ち止まる3時間半」を。
新入社員が入社して、10月で半年ですね。
定着するかどうかドキドキしていた、
ようやく落ち着いてきた。
など定着に頭を悩ます人事担当者も
少なくありません。
入社半年後は、定着と離職の
「分かれ道」です。
厚生労働省の最新の調査では、
就職して3年以内に辞めた人の割合は
大卒で33.8%、高卒で37.9%でした。
1年目だけでも大卒の12.1%、
高卒の17.9%が辞めています。
小さい事業所ほど割合は高く、
従業員30-99人の事業所では
大卒の41.9%、高卒の45.2%が
3年以内に離職しています。
また、エン・ジャパンの調査では、
働く人の79%が
「入社前のイメージと入社後の実際が違った」
と感じています。
入社から半年経つと、仕事には慣れてきます。
その一方で、理想と現実の差、
人間関係、「このままでいいのか」
という迷いが表に出てきます。
HR総研の調査でも、フォロー研修を
いつ行うかは「入社半年後」が
いちばん多い(46%)という結果でした。
「研修をやったら終わり」が離職につながる
2026年の調査(イー・コミュニケーションズ、
大企業の人事担当者110人が回答)では、
約7割(69%)が「ここ3年で、新入社員が
辞めた理由に研修や教育体制への不満があった」
と答えています。
辞めた人の不満で多かったのは次の2つです。
「理解度に合わせた個別の指導を受けられなかった」
(48.7%)
「基本が身につく前に配属された」
(47.4%)
また、33.6%の企業が
「配属後のフォロー研修を十分にできていない」
と答えました。
いちばん多い理由は
「体系立ったフォローの仕組みがない」(65.8%)
です。
なかなか、厳しい意見ですが、会社側にも
言い分はあるでしょう。
ただし、このような声を受け止めることも
大事です。
入社時に一度研修をして終わり、では人は育ちません。
必要なのは、入社後も節目ごとに一人ひとりの
成長を確かめて寄り添う「伴走型」の育成です。
(もちろん、人によります)
職場を離れる時間が、定着を支える
労働政策研究・研修機構の調査では、
最初の会社で働き続けている若者は、
研修・教育、職場での会話、
上司や同僚の支えに恵まれている
傾向がありました。
反対に、辞めた人は、
これらが乏しかったことがわかっています。
厚生労働省の労働経済白書でも、
会社が能力開発に力を入れるようになったと
感じている人ほど、仕事への意欲が高い
という分析が出ています。
普段の仕事から離れ、
社外で他社の新入社員と半年を振り返る。
「悩んでいるのは自分だけじゃない」と気づく。
そして「会社が自分の成長のために時間を
用意してくれた」と実感する。
この体験そのものが、会社にとどまる力になります。
【プログラム】
●半年間の振り返り:
できるようになったことと、これからの課題を整理します
●報告・連絡・相談の見直し:
職場で実際によくあるすれ違いをもとに、伝え方を再確認します
●仕事への向き合い方の整理:
理想と現実の差を、前向きな行動につなげます
●不安やストレスとの付き合い方:
一人で抱え込まないための考え方と、周りとともに進む方法を学びます
●今後の目標設定:
次の半年でどう成長するか、具体的に描きます
新入社員の定着は、本人の気持ちだけの問題ではなく、
会社の仕組みの問題です。
とはいえ、忙しい現場の上司だけにフォローを任せるのには
限りがあります。半年後の研修という外部の場をうまく使い、
会社と研修の両方から新入社員に伴走していきませんか。
【開催概要】
日時:2026年10月16日(金)13:30-17:00
会場:福井県自治会館2階
対象:入社半年前後の新入社員(定員60名)
受講料:1人13,200円(税込)
講師:シナジー経営株式会社 代表取締役 北出慎吾
申込締切:2026年10月2日(金)17:00

福井の社労士
シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社








