事務所ニュース2022年8月号発行_Vol.175

2022年8月の事務所ニュースです。   梅雨明けが早かったせいもあり、 毎日暑いですね。 8月に入るといよいよ夏の甲子園大会も 始まります。 福井県代表は敦賀気比。 夏の大会5連覇を果たしました。 つ、強いです。 今年の春センバツは大阪桐蔭が 優勝しましたが、夏の覇者はどこだ!! 気になるところですね。 さて2022年8月号の事務所ニュースです。 10月から施行される育児・介護休業法における 産後パパ育休のこと、変化がみられる副業に 対する考え方と国の動きなど知って頂きたい 情報を掲載しております。 ぜひご覧ください。   ...

雇い止めの際の注意点

解雇と雇い止めの違いについて 整理しておきます。 「解雇」とは使用者側からの 強制的な労働契約の終了を言います。 一方「雇止め」とは、 有期労働契約期間の更新をせず、 使用者側が期間満了を持って 労働契約を終了させることを言います。   使用者は、有期労働契約を更新しない (期間が満了する日の)場合には、 少なくとも契約の30日前までに、 その予告をしなければなりません。 (あらかじめその契約を更新しない 旨が明示されている場合を除く)。   雇止めの予告の対象となる 有期労働契約とは次のものです。 ①有期労働契約が3回以上更新されている場合 ②1年以下の契約期間の労働契約が更新または 反復更新され、最初に労働契約を締結してから 継続して通算1年を超える場合 ③1年を超える契約期間の労働契約を 締結している場合   なお、雇止めの予告後に労働者から雇止めの 理由について証明書を請求された場合、 遅滞なくこれを交付する必要があります。 この「雇止めの理由」は、 契約期間の満了とは別の理由が必要です。   その理由の例とすると ・前回の契約更新時に、本契約を更新 しないことが合意されていたため ・契約締結当初から、更新回数の上限を 設けており、本契約はその上限に係るもの であるため担当していた ・業務が終了・中止したため ・事業縮小のため ・業務を遂行する能力が十分ではないと 認められるため ・職務命令に対する違反行為を行ったこと、 無断欠勤をしたことなど勤務不良のため   労働契約終了は一定の配慮が必要なので 慎重に進めましょう。 これらは雇用保険の失業給付、 会社都合による退職か自己都合による 退職かにも関わってきます。   福井の社会保険労務士 北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社  
0776-58-2470
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